マタハラ相談はどこにすればいい?→相談より退職をおすすめします【実体験】

#マタハラ

こんにちは、時短ワーママのマママッチです。

働く女性にとって、妊娠・出産はとてもとてもとーーーっても、ハードルが高いものです。
ただでさえ大変なときに、会社で「マタハラ」遭ってしまったら…
そのまま我慢して働く?会社と闘う?それとも退職?

今回はマタハラに遭った際の相談窓口や、実際に私が受けたマタハラについて書いていきます。

マタハラとは

マタハラとは「マタニティ・ハラスメント」の略で、職場において妊娠中の女性に対する嫌がらせのことを指します。

具体的には…
・暗に退職を促される
・降格させられる
・嫌みを言われる
・イジメを受ける
・重要な仕事から外され、簡単な雑務ばかりやらされる
・逆に仕事を大量に押し付けられる
などなど、職場によって、または個人によって、千差万別色んな嫌がらせがあります。

子育てに理解のないオッサンのすること、というイメージが強いですが、実は同じ女性から心ないことを言われることも多いです。
そして古い体質の会社だと「妊娠したら仕事を辞めるのが当たり前」みたいな、昭和の価値観を押し付けられることも少なくありません。

マママッチ
マママッチ

もう令和ですけど!?

結論から言うと、退職したほうが幸せです

この記事に辿り着いたということは、マタハラを受けて、この先どうしようかと悩まれてるのだと思います。
結論から言うと、そんな会社はさっさと辞めたほうがいいです。
なぜなら、マタハラをするような体質の会社にいても、将来幸せなビジョンが描けないからです。
マタハラをする=育休復帰後も辛く当たってくることは目に見えています。
そんな中、手探りの子育てを同時に行うことは、はっきり言って地獄だと思います。

とはいえ、金銭面を中心に辞めるわけにはいかない、と思っている方も多いと思うので、まずは相談窓口に相談してみるのもアリだと思います。

マタハラを相談できる窓口

厚生労働省 雇用環境・均等部
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000088308.html

TECC 東京圏雇用労働相談センター
https://t-ecc.jp/lp/employee/

日本労働弁護団ホットライン
http://roudou-bengodan.org/sodan/sexual-harassment/

女性ユニオン東京
http://wwt.acw2.org/?page_id=45

職場のトラブル相談ダイヤル
https://www.shakaihokenroumushi.jp/consult/adr/tabid/581/Default.aspx

すべて無料で相談できます。
想いを吐き出すだけでもかなりスッキリできると思いますので、一度相談してみましょう。

実際に会社で起こったマタハラのこと

ここからは実際に私の会社で起こったマタハラのことをお話ししたいと思います。

私が勤めていた会社は高齢の夫婦が経営者で、その夫婦には子供がいませんでした。
子供(というか孫?)感覚でとてもかわいがってもらい、10年以上勤めていました。

そして私の働く部署は全員女性で、結婚している先輩は1人、他は全員独身でした。
まずこの会社、ヤバイな…と思ったのは、その先輩が妊娠したときでした。

産休・育休の実績がなかったこともあり、会社側もどうすればいいのか分からなかったのでしょう。
先輩の仕事はめちゃくちゃ簡単なものばかりになりました。

元々あまり仕事ができない人で、課長がすごく嫌っていて、妊娠中も私に「迷惑だわー。子供産むなら辞めればいいのに。」と度々言ってきました。
その頃は私も結婚していたので「まぁまぁ、おめでたいことですから」と濁していましたが、内心「これって私も妊娠したら辞めろってこと?私が妊娠しないと思ってるのかな?」と正直メッチャムカついていました。

社長夫婦も表面上は体調を気遣ったりしていましたが、度々「オナカが大きくなっても働くなんてねぇ…」と昭和の価値観を吐露することもありました。

そして先輩が産休に入っても、増員なし。
ただただ仕事量が増え大変でしたが、次は私がそうしてもらうしお互い様だと思って耐えました。

先輩が育休から戻ってきて、やはりお子さんの熱などでお休みや早退することが多くありました。
そのときにも「早く辞めればいいのに…」という雰囲気。
それを耐えて退職しなかった先輩、今思えばすごいガッツだと思います。
(そして私が妊娠する前にさっさと2回目の産休を取った図太さは本当に見習いたいw)

しばらくして、私も妊娠しました。もちろん産休・育休を取る気マンマンでした。
ですが、流産の記事にも書いたように2回連続で流産してしまい、手術などで休んでしまうことがあり、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

そんな体も心もズタボロのとき、退職を決意する出来事が起こりました。

マタハラで退職を決定づけた出来事

手術明けに独身女性の部長に「ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」と伝えると「常務たちにも謝ってきてくれる?」と言われました。

意味が分かりませんでした。

なんで私が流産したことを部外者が知ってるの?
なんで業務上関係ない人たちに謝らないといけないの?
なんで?なんで…?

きっと社長夫婦からの提案だったと思うのですが、心身ズタボロ状態の私になんてことをさせるんだ、と。

もし私がガンの手術でも謝らないといけなかったのか?とか
勝手に子作りして失敗しやがってと思ってるのだろう、とか
色んな感情が黒い渦を巻きました。

この時に、私の中で何かが弾け飛びました。

退職して後悔しているか

その後、私は「妊活に専念する」という名目で退職の意を伝えました。
社長夫婦からしたらホッとしたと思います。
自分で言うのもなんですが、これ以上にない円満退社でした。

それからすぐ3度目の妊娠、今の息子を授かり、妊娠4ヶ月の頃に退職しました。

退職を決めてからも課長から「検診って土曜日とかに行けないの?」とか言われましたけど「は?土曜日まで待って異常が見つかったらお前が責任取ってくれんの?(口が悪い)」と思いつつ「何かあってからでは遅いので…」とやり過ごしました。
その他細かいことを含めると書ききれませんが、退職が決まっててもマタハラを受けるなんてビックリでした。でもオナカの中の子を守れるのは自分だけ。そう考えたら全然へっちゃらでした!

金銭面から考えると、産休・育休を取って、その後しばらくして辞めるというのが一番賢いやり方だとは思うのですが、今までお世話になったこと、退社後も気まずくない関係で終わりたかったこと、ちょっと前に始めた株をもっと勉強したかったこと、何よりオナカの中の息子を守りたかったこと。
全部を踏まえて退職することに何の後悔もありませんでした。

今でもたまに交流があり、良い関係を続けられています。
ぶっちゃけけっこう良い給料を貰っていたので、子供が大きくなって金銭的に困ったら出戻りもありかな…という打算的な考えもちょっとだけありますw

マタハラを受けたら退職→転職という人生のステップを

繰り返しになりますが、マタハラを受ける=子育てに理解がない、という図式はなかなか覆ることはありません。
泣き寝入りは嫌だという方もいると思いますが、泣き寝入りと思う必要はなく、そういう人生のステップだと考えると良いかと思います。
会社と闘ってもその後居づらくなるし、マタハラが酷くなる可能性だってあります。

一回会社を辞めると子連れでの転職は難しいと思うかも知れませんが、案外そんなことありません。
実際私は産後、子供がいながら正社員として2度の転職に成功していますし、人手不足の昨今「戻ってきてほしい」とも言われています。

ずっと嫌な思いをしながらその会社で働くより、子供がいても採用してくれる会社に転職する方がWin-Winだと私は思うのです。
子供がいるのに採用する=頑張っている先輩ママがいる、ということでもあると思うので、理解も得られやすいはず。

なにより妊娠期間や子供が小さい間、お母さんがハッピーであることはかなり大切。
いつもカリカリしているお母さんの下で育つ子に、良い影響があるとは思えません。

それに転職をするために求人情報を見るのって、これからの自分の可能性を考えるとメチャクチャワクワクしますよ!カタログを見てるみたいw

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