私事ですが、この度第二子を妊娠しました!
…と、言えれば良かったのですが。どうやら雲行きが怪しいのです。
胞状奇胎とは何なのか、雲行きが怪しいとはどういうことなのか、詳しく書いていきます。
~後日追記~
4回目の妊娠でしたが、またしても流産してしまいました。
結果、胞状奇胎ではありませんでしたが、どのような経緯であったかを記しておこうと思います。
1.妊娠発覚!しかしエコーには何も映らず
不育症の末、やっとの思いで産んだ息子も元気に3歳半を迎え、そろそろ2人目を産んでも大丈夫かなぁと思って妊活を開始。
すると、なんと1回で妊娠!前回流産を2回経験し、妊娠自体もなかなかできずに苦労したので「嘘でしょ…?」という気持ちでした。
流産の記事はこちら→稽留流産発覚…掻把手術も自然排出も経験した私が思うこと【体験談】
不育症の記事はこちら→不育症の検査や治療ってどんなの?個人ブログだから書けること
普通に生理が来るものだと思っていたし、生理前の症状と思っていたのに、妊娠の初期症状だったとは。
生理が2日遅れて、普段遅れることがない私は「まさか!?」と思ってフライングで妊娠検査薬を使ってみることに。すると…まさかの陽性。
夫に何度も「信じられへん…嘘じゃない?」と言いつつ、その1週間後に息子を出産した産院を受診しました。
週数計算が合っていれば5w2dのはずです。
早速妊娠検査薬が陽性だったことを伝え、内診開始。
…なーんにも見えません。胎嚢が見えるはずの週数なのに。
流産を2回経験してる私は「あ、これはアカンやつや…」とすぐに思いました。
しかし先生は「このくらいの時期は何も見えないことも多いから、心配しないで。また来週来てください」と。
ですがもう私の中では完全に流産モード…ションボリして次週を待つことにしました。
2.妊娠継続か、流産か、胞状奇胎かの3択
6w0dにまた産院へ。
先週とは違った先生でした。内診を開始すると、順調にいってないことがビシビシ伝わってくる雰囲気…めちゃくちゃ掻き回され、10分以上経っていました。
挙句の果てに「ちょっとよく見えないんで、もう1人医師を連れてきます」
えぇー( ;∀;)
そこから先週の先生にバトンタッチ。
何やら胎嚢らしきぼんやりした丸と、その中に黒い塊が見えました。
内診が終わり「ちょっと説明というか、お話があります」と言われたので「あぁ、流産だなこれは…」と思いました。
が。
医師から聞かされた説明は思っていたものと違いました。
・胎嚢はできている
・赤ちゃんの栄養になる丸い塊も見えている
・胎嚢の中に血腫がある(黒く見えていたのはコレ)
・赤ちゃんはまだ見えない
エコーから分かることはこんな感じでした。
そして、血腫が吸収されて妊娠継続か、赤ちゃんが育たず流産か、胞状奇胎という病気かの3つの可能性があると。
完全に流産だと思い込んでいたので不意打ちでした。
そのとき【ホウジョウキタイ】という言葉を聞いたことがなく、先生の説明も「胞状奇胎なら治療が必要になってくる」としかなかったので、「ふーん、そんなものか」と思っていました。
そしてその胞状奇胎は血液検査すればhCGホルモン(妊娠検査薬でおなじみの妊娠ホルモン)の数値で分かる、とのことで急遽採血することに。
そしてまた来週来てくださいとのことで、その日は帰りました。
アラフォーだし、すんなり妊娠・出産できるとは思ってなかったけど、流産以外にもそんなリスクがあったとは、思いもよりませんでした。
この日で妊娠継続か流産か確定する、くらいの気持ちで行ったのに、余計に選択肢が増えて不安になっただけでした(*_*)
(あ、子宮外妊娠という選択肢がなくなったのは良かったです)
来週の結果を聞くまで、できるだけ平常心を保って安静に過ごそうと思います。
3.胞状奇胎とは
この記事に辿り着かれているということは胞状奇胎の疑いがあるか、胞状奇胎の方だと思うので、胞状奇胎の説明を簡単にだけ書かせて頂きます。
・約500妊娠に1回の割合で発生する病気
・染色体異常により異常増殖した妊卵のこと
・増殖が進行すると絨毛癌に発展する
・治療は子宮内容清掃術(1~2回)
・手術後最低でも半年は避妊しなければならない
・流産経験者は胞状奇胎の確立も上がる
皆さんご存知でしたか?私は今回初めて知りました。
「は?なにこの天国から地獄」って感じです( ・`д・´)
妊娠したと思って喜んでたら、いきなり癌になる可能性があるって言われる落差…流産を超えるショックかもしれません。
ドラクエでいうところの「宝箱と思ったらミミックだった」みたいなことですね(やかましいわ)
4.胞状奇胎疑いまとめ
というわけで、自分の気持ちを落ち着けるためにも胞状奇胎についてまとめました。
私の性格上、「どれか決まっていない」という状態がめっっっちゃくちゃ苦手なんです><
決まっていたら腹も括れるんですけど、それも許されず苦しい…
産院から帰って「あれ、なんか病気の可能性があるって言ってたけど、なんて病名やったかなぁ…」と妊娠初期の病名一覧を見てみてよかったです。
こんな大変な病気なら、ちゃんと先生の口から説明してほしかったなぁという気持ちもありますが、まだ確定していないので余計な心配をかけたくなかったのかな、とも思います。
しかし妊娠4回のうち2回流産、1回出産、1回雲行きが怪しい、とは…なかなか人生ハードモードですが、負けずに頑張っていきたいと思います。
リアルタイムでブログを書いていますので、また結果が分かり次第、更新していきたいと思います。
どうか、最悪の結果になりませんように。
5.~追記~胞状奇胎疑いその後
6w3d頃から少しずつ出血。電話するほどの量でもないので診察日を待つことに。
6w6d、3回目の内診。
まずは医師から胞状奇胎ではなかったことが伝えられました!
前回の診察から生きた心地がしなかったので、思わず「良かったぁ…」と心の声がダダ漏れ。
一週間ずっと胞状奇胎のことを検索しまくって、治療中の方々のツイートを見たり、抗がん剤治療の経験があるママ友に話を聞いたりしたのですが、杞憂に終わりました。
エコーの映像を見てみると、先週よりはっきりとした胎嚢が見え、先生も「まだ赤ちゃん流されずに頑張ってるよ!良かったね、私も嬉しい!」と言ってくださいました。
6w6dで胎嚢しか見えないなんてことある?…と思いながらも素直に喜ぶことにしました。
しかし、やっぱり内診でも出血が確認できたらしく、絶対安静(トイレ・食事以外は寝ておくこと)を言い渡されました。
次の日から母に息子の幼稚園の送迎をお願いし、寝ながらテレワークをこなしました。
7w0dから腹痛を伴う出血。生理2日目くらいの出血でした。
「血腫の血が排出されてきているのかな?」先生の言葉で赤ちゃんの生命力を信じようと思った私は、そう思う気持ちと「やっぱり流産なんじゃ…」という気持ちで揺れ動きました。
7w4d、4回目の内診。
またグリグリと胎嚢を探す先生…ですが、見つかったのはいびつな形になってしまった”胎嚢らしきもの”でした。
それを見た瞬間「あ、やっぱりダメだった…」とすぐに分かりました。
2回目の流産も自然排出だったのですが、そのときは6時間くらい陣痛があり、それからすごい塊が出てきたので一目瞭然で流産だと分かったものの、今回は出血のみだったので、先生に「もう流産してしまった後ですね…」と言われるまで分かりませんでした。
最初から上手く育ってないということがなんとなく分かっていたので(そしてアラフォーで流産確率も上がっているので)前までの流産よりダメージは少なかったものの、やはり確定となると悲しく、毎日通ってくれた母にも申し訳なく、泣きながら帰りました。
私はダメならダメと正直に言ってほしいタイプなので、変に期待を持たせられたのがキツかったですね…。
こればっかりは先生との相性もあると思うので難しいところですが。
というわけで4回妊娠中3回流産という結果になってしまいました。
夫は「そんな辛い思いしてまでもう一人産まなくても、息子だけで十分」と言ってくれているのですが、私が産みたいのですw
まだまだ諦めずに前を向いて頑張っていこうと思います!
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